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◆ おうちを建てよう 11月


模型

◆ 実施設計図完了報告 (2002.11.07)

  [2002.11.17]

実施設計図ができたので、今日はその報告会です。
今回も、瀬野さんと矢野さんに自宅まで来ていただきました。

提出されたのは、
 「H-#### ○○邸新築工事/実施設計図(工事積算控)」2002.11.07
と表紙に書かれた、A2 43枚綴りの図面です。

文字通り、詳細に書かれています。ざっと次のような図面群になります。
平面図、立面図は、今までのよりも細かな指示仕様が追記されています。
矩計図は、家の輪切りです。
展開図は、バーチャル3Dのように、各部屋の中から4方向を描いています。
すべての窓、扉も一つ一つが図面になっています。
配管、配線図と、構造図(柱、梁の組図)もあります。

瀬野さんのこだわりの継ぎ手・仕口の指示図面もあります。
腰掛け蟻継ぎ、腰掛け鎌継ぎ、大入り蟻掛け、二方差し、四方差し、追い掛け大栓継ぎ、台持ち継ぎ.....。

実施設計図には、『(工事積算控)』との副題も付いています。
この実施設計図は工事積算の元ということになります。
見積もり提出後は、施主側が設計変更を指示・承認しない限り、増額請求することは許されないとの注釈が書き込まれてもいます。
つまり、施工時にもっとお金がかかったので、勝手に追加請求をするなんていうことは許されないわけです。

さて、今回の報告会では、実施設計図に「希望することに漏れがないか」を主にチェックしました。
見積もりが出たあとに、「これがない」「これも欲しいと」と言って次々と追加をして、金額が大きく変わってしまっては、せっかくの相見積もりの意味がなくなってしますから。

最大限の見積もりから、金額を絞っていく方法で予算管理をやる作戦です。
見積書をにらみながら、あっちでこっちで減額のため知恵を絞ります。
設備を安いものにしたり、仕上げを変えたり、扉や壁をなくしたり、床をなくしたり....。
まぁ高くなるより、安くなっていく方が精神衛生上は好ましいですね。 (^_^;)

提出された見積書を見れば、施工会社の能力がだいたい類推できるそうです。

建物工事一式○○円、設備○○円、外構工事一式△△円、 合計3ページなんて見積もりを出すようでは、まともな注文住宅を造ることはできない!!

見積書は10ページ程度で終わることはないそうです。
(メーカーだと、10ページあれば間取り図面もついていたりする....。)

第一回の見積もりは、まず査定して、再提出させるとのことです。
そのあとふぉあぁ家に開示するそうです。 見積書からの施工会社の能力判定は、瀬野さん+矢野さんにお任せします。

実施設計完了と言うことで、第二回の請求書をいただきました。
次回は、3−4週後、見積もり(査定作業も含めて)の報告があるそうです。

本日の所要時間: 2時間

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◆ マンション売らないと(その終) (2002.11.08)

  [2002.11.17]

マンションの売却手続きの日です。
銀行がやっている時間でないとダメなので、平日に休みをとっての手続きです。
神奈川のN不動産で待ち合わせ、近くの銀行へ移動します。
銀行には司法書士さんが待っていました。

銀行の小さな会議室の中には、不動産屋さん、買い主さん、司法書士さん、に売り主であるふぉあぁ夫婦。
銀行員がちょろちょろと出入りします。
ここで金銭の受け渡しと、登記移転の手続きを行います。
またまた、ひたすら署名&捺印を繰り返しです。

ところで、金銭の受け渡しは想像していた現金ではなく、振り込み用紙と領収書でやりとりが進んでいきました。
振り込み用紙と領収書に署名すると、銀行員がそれを持っていって、しばらくすると銀行のスタンプが押された用紙をもって戻ってきます。これを数回繰り返します。

そして、まあよくわからないまま、最後に鍵とマンション管理組合の書類を渡して、皆さんで「ありがとうございました」とご挨拶ですべておしまいです。

こりゃ、だまそうとしたら、簡単にだませちゃいそうです。なにがどうなったのか、さっぱり解りませんでした。
まぁ、通帳記入をしたら、売却価格とローンの残金の差額分らしいお金が入っていたので、無事終了したのは確かですけど。
ここで「らしい」って大雑把なのは、仲介手数料やら、司法書士代やら、印紙代、振り込み手数料等々が相殺されているので、「らしい」金額としか言いようがないんです...。

本日の所要時間:1時間+4時間(往復移動時間)

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◆ 見学会で打ち合わせ (2002.11.09)

  [2002.11.24]

この日は、瀬野さんの事務所が設計した千葉県八千代市のお家が竣工し、見学会が行われました。

見学会のお宅を題材に、現場で担当の矢野さんと、ふぉあぁ家の詳細な仕上げとか、ちょっとした使い勝手の確認を行いました。
モデルハウスと違って、これからホントに住む家ですから、実感しやすいですね。

床材:

こちらのお宅はカバ材の無垢フローリングです。
ふぉあぁ家ではナラ材を予定しています。
カバ材とナラ材でなにが違うの?
ナラ材の方が少々色が濃いそうです。
質感足触り、値段はほぼ同じだということで、後日色を見比べて決めることにしました。

壁材:

こちらではリボス塗料です。
ふぉあぁ家では、漆喰を予定してます。
ただし、減額のため漆喰からリボスになるケース多いそうです。
リボス塗料の感じもキライじゃありません。
ちょっとぼたっとした質感がありビニール壁紙にはない表情があります。
見積もり次第ですね。

風呂:

同じ1坪サイズで窓位置も似ています。

ふぉあぁ家の水回りは、蛇口の取り付けにちょっとこだわりがあります。
洗面や浴槽、キッチンの蛇口は下から生えているのが、今の主流です。
でもこれだと、蛇口の生え際に水垢がたまり、掃除に手間がかかります。
そこで、今回は洗面と浴室などの水回りでは、『壁から蛇口を引きだそう』としています。
これを前提に、風呂のレイアウトの確認をしました。

風呂の窓は、換気と防犯の面から確認。
換気のためになるべく開けておきたい。でも、目の届きにくい場所なので、防犯面には気を遣っておきたいです。

ロフト:

この家では、ロフトをかけられるように梁などをあらかじめ配置。予算の関係で床は後日張ることにしてあるとのこと。
ふぁあぁ家も予算で....。

外壁、テラス:

こちらでは、外壁はガルバリウム鋼板を中心に。テラスはカナダ杉と米松で作ってあります。
木部は浸透性の塗料で仕上げ、木の自然な風合いがいい感じです。
塗装が必要な木部は、足場がなくても塗れる場所に使われています。
(塗装費用にしめる足場代ってデカイのです。)
ガルバリウム鋼板といい、足場の件といい、後々の維持費用が稼げそうです。
ふぉあぁ家も、ほぼ同仕様。

照明:

照明はすべて造り付け。電球とソケットだけです。
ふぉあぁは、図面で照明計画が一番ピンとこなかったのですが、こうしてみるとすっきりといい感じに収まっています。

○○様ありがとうございました。
素敵な家でした。
ふぉあぁ家も、この家のようになるといいな。

本日の所要時間:2.5時間

矢野さんと打ち合わせている間に、子供は庭で大きなゴールデンレッドリバーとすっかり仲良しに。


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