引っ越して地元に戻ってきたふぉあぁです。 夏休み、中学時代の友人と毎日のように飲み歩いていました。
そんなある日、さんざん飲んで歩いたあげく、友人宅にそのまま入り込んで、さらに飲み続け...。
ついでに、昨年建て替えた「お宅拝見」です。（この家以前にもインタビューしてます。）
●ーベルハウス、土地６０坪、総床面積６０坪の一部共用の２世帯住宅です。
総工費４５００万円の豪華版！！
お酒がたっぷり入ったところで、友人夫妻とご両親に話を聞いてみました。
| Q. | 何で●ーベルハウスにしたの？ |
| A. | 営業さん。 こちら（千葉県○○市）の現場に住む両親と、私たちの勤務地（静岡県○○市）が離れていたりして、打ち合わせが大変だった。 ●ーベルハウスの営業さんが、一番意図を汲んでくれた。また、勤務地の営業所との連携も良かった。 |
| Q. | 他に比較したのは？ |
| A. | ○友林業さん、積○ハウスさん、あと○ショナルとか、いくつか。 |
| Q. | なんでそこはヤメたの？ |
| A. | 営業さんとうまくコミュニケーションが取れなかった。 話がぜんぜん進まず、見積もりまでもいかなかった。 どこも大手だから、静岡にも営業所があるんだけど、連絡悪いみたい。 |
| Q. | ●ーベルハウスで良かったとこは？ |
| A. | しっかりしていること。二階で子供が騒いでも下にはあまり響かない。 二階の配置が一階の配置に縛られなかったこと。（柱、壁の位置が一，二階でずれていても構わない。 確かにこの家、一，二階の配置が微妙にずれている...。） |
| Q. | これはおすすめってのは？ |
| A. | ウォークインクロゼットを大きく取ったこと。 |
| Q. | じゃ、こうした方が良かったと思うことは？ |
| A. | 明るい方が良いだろうと西の窓を大きくしたことは失敗。西日で部屋が暖まってしまい、他の部屋の温度まで上がって、家中が暑くなっちゃう。夏場は夕方前には雨戸閉めないとダメ。 ダイニングと和室の間の引き戸を、全引き込みにしたかったが、構造上の制限でできないと言われた。もっと部屋の開放感が得られたのに...。 二階にもシャワー位はつければ良かった。（風呂は一階で共用） でも、もうちょっと、これもって考えるとどんどん値段が高くなって、結局片っぱしからあきらめていった。見本（モデルハウス、カタログ）はいいものがいっぱいで....。 ただし、●ーベルハウスは標準品でも、結構いい設備を使っているみたい。 |
| Q. | 屋上はつけなかったの？●ーベルハウスっていったら、屋上で象を飼わなくちゃ。 |
| A. | 高いんだよね。 屋上(防水)加工だけなら、ン十万円でできるんだけど、階段やら、手すりやらつけると屋根に比べて、百数十万円高くなっちゃう。 |
東の空が明るくなって来ちゃいました。
ここいらで、退散です。
家を建てるには、土地の大きさ形と地盤の質がわからないといけません。
まずは、測量
土地の大きさで、建てられる最大の家の大きさが決まります。(建坪率、容積率)
でも、土地の形によっては、家の大きさや形に制限が出てきます。
北側斜線やなにやらで、結構シビアに効いてきます。せっかく間取りも考えたのに、ほんの50cmずれていたせいで、プランの全面見直しなんてことも。
すでに家が建っていても、土地の形は今の家の通りじゃないことも...。
市が掘った側溝に沿って建ててある家を、建て替えのため改めて測量したら、道路境が実は庭の中にあったなんてことも。（これ友人宅のホントの話。）
測量代は、40坪位で \100,000程度
次に、地盤調査
家が傾いてしまっては、元も子もありません。
地盤が弱かったり基礎範囲で不均質な場合は、地盤補強をしたり基礎を変えたり、工法に制限が出たりします。
地盤改良には、木造ならン十万から。重量があるRC造りだと、杭を打ったりでン百万かかることも。
地盤改良と基礎変更で、予算が大幅変更、せっかくのプランもやり直し...。
地盤調査はスウェーデン式サウンディング法で、 \50,000〜100,000位
地盤が弱かったり、不同沈下の恐れがある場合は、詳細調査のためボーリングが必要です。 ボーリング調査費は、 \100,000〜150,000程度。
ふぉあぁ家では、スウェーデン式サウンディング法で \60,000でした。
結果、幸いにも地盤は中の上（測定ポイントでほぼ均一、小さな相対沈下を予想）とのことで、木造ベタ基礎ならこのままで大丈夫。
ちなみに、もしこの土地にRC造りで建てるのだったら、地盤改良材を注入したほうが良いとのことで \500,000〜800,000位かかるそうです。
さて、測量や地盤調査を「タダでやります」って営業さんは言います。
でも、測量は測量士がやりますし、地盤調査も専門業者が行います。
費用は必ず発生しています。
なんのことはない、契約の見えないところに費用を含ませているわけです。
意地悪な見方をすれば、費用捻出のため、柱を２−３本抜いているかも...。
自費で調査して、「どっちも調べてあるから、その分値引いて！」って言ってみましょう。
土地の形や地盤の強度で、家の形も工法もガラッと変わってきます。
予算(プラン)にかなりの衝撃を与えます。
間取りを考えたり、依頼先選定より前に、調査しておくことをおすすめします。
ふぉあぁ家では、基本設計開始時に測量と地盤調査を行いました。